趣旨

藻場・干潟は、魚介類の産卵場や生育の場の提供等水産資源の保護・培養に重要な役割を果たすとともに、水質浄化等の公益的機能の発揮を支える社会の共通資源です。

こうした藻場・干潟の機能は、これまでは主に、漁業者の日常の漁業活動と定期的に実施する海浜・海底清掃等の保全活動により維持されてきました。

しかし昨今、海洋環境の変化、漁業者の減少・高齢化等により、藻場・干潟の保全に必要な活動量の確保が難しくなっています。

そこで、生物多様性の保全等、藻場・干潟の多面にわたる機能が将来にわたって充分に発揮されることが、幅広く国民全体の便益をもたらすものであることも鑑み、漁業者等が行う藻場・干潟等の機能の維持・回復に資する保全活動を、国と地方自治体がそれぞれの役割に応じて支援する「環境・生態系保全活動支援事業」を実施することとなりました。